1990年代後半から2000年初頭頃に「ガングロブーム」が女子高生を中心に流行りました。

日焼けサロンで真っ黒に焼いた女の子も多く、

その後来た「白ギャル」「美白ブーム」で肌の白さが美しさの象徴になってからは、

かつて肌を焼いた影響で、多くのシミなどに悩む方も多いのだそうです。

 

では日焼けは毛穴の開きについては関係があるのでしょうか?

ある研究では以下のような結果が導き出されています。

 

20 代以降で毛穴の目立ちスコアと年間日照量の間に相関性が認められることが示された。また,この相関性は 20 代よりも 30 代、40代で強くなる傾向が示唆された(Fig.─5)。毛穴開大の経年変化では,頬部の毛穴の平均面積は,10 代から 20 代に向けて,毛穴に角栓が詰まることにより急激に増加し, 20 代から 30 代にかけて緩やかな増加をしたのち,毛穴中の角栓の存在が減少する 30 代~40 代においても,毛 穴の開大面積は再び急激に増加する傾向を示すことが報告されている 10)。今回示された毛穴の目立ちと日照量との相関性および,経年的にその関連性が強くなる傾向から,毛穴の目立ち,特に角栓に依存しない30代以降の年齢では,光老化の影響が存在する可能性が示唆されたと考えられる。このことから,紫外線との関係がよく知られるシミやシワだけでなく,毛穴の開大予防に関しても,UVケアの必要性が今回新たに示されたと考えられる。

 

つまり、日焼けが肌を老化させる原因であることがわかったということね

肌老化ってことは、毛穴がたるんだり開いたりする原因にもなるってことよね

紫外線は毛穴の開きにやはり関わりがあるということで、

紫外線ダメージと対策についてまとめていきましょう。

 

紫外線ダメージがなぜ毛穴の開きにつながるのか

紫外線を浴びると肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを破壊します。

また乾燥を引き起こし、肌のバリア機能を壊すので、

過剰に皮脂が分泌され、毛穴が広がり、そこに古い角質が溜まって黒ずみの原因となります。

 

したがって、毛穴を開かせないためには

紫外線ダメージを防ぐには、日焼け止めを適切に塗ることが大切です。

 

日焼け止めの選び方

日焼け止めには、紫外線吸収剤紫外線散乱剤の2種類があります。

それぞれのメリットとデメリットをしっかり把握し、使う日焼け止めを選ぶことが重要です。

 

紫外線吸収剤

SPF 50などSPF値の高いものは紫外線吸収剤が入っていることが多く、

白浮きしないなどのメリットがありますが、

敏感肌には刺激が強いというデメリットもあります。

 

紫外線散乱剤

天然の成分を使用しているため、肌にやさしい反面、

使用感を考慮すると多く配合できず、

結果SPF値を高くできないというデメリットがあります。

 

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の代表的な成分は?

紫外線吸収剤→メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸、メトキシケイヒ酸オクチル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンなど

紫外線散乱剤→酸化チタン、酸化亜鉛など

 

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UVーAとUVーB

 

UVーAは真皮層にまで到達します。

じわじわと肌の奥まで浸透し、コラーゲンやエラスチンを破壊

いわゆる光老化といわれるシワやたるみの原因となります。

 

UVーBは主に表皮を焼くもので、

日焼けのひりひりや赤みはUVーBが原因です。

表皮の炎症や火傷、メラニン色素増加によるしみやそばかすの原因となります。

 

SPFとPA

SPFは紫外線防止効果の持続時間です。

1SPF=約20分なので、SPF 50となると1,000分=だいたい17時間効果が持続するといわれています。

※汗や皮脂で日焼け止めが落ちたりするとやはり効果は落ちるので、あくまでも目安です。

 

PAは光老化の原因とされるUVーA波(紫外線A)を防ぎます

PAは+から++++まであり、++++がもっとも強力に防ぎます。

 

UVーAは窓越しの光でも防ぐことはできないため、

自宅にいるからといって日焼けしないとは限りません

 

毛穴の広がりを悪化させないためにも、

PA++++の日焼け止めを選びたいですね。

 

 

日焼け止めを落とす

肌刺激の少ない日焼け止めでは、石鹸で洗い流せるものもありますが、

そのような表記がないものについてはダブル洗顔必須です。

 

石鹸で洗い流せる日焼け止めでも、たくさん脂が出たような日はやっぱりダブルが洗顔かなあ…

 

毛穴からしっかり落としたい場合は、

きちんと入浴の時間をとって汗を出したり、

スチームを当ててクレンジングするのが良さそうです。

まとめ
SPF値が高いだけで選ぶのではなく、PA値を重視する必要がある。
最高ランクのPA++++の日焼け止めを選び、光老化をしっかり防ぐことが毛穴対策になる。
また塗るだけではなく、毛穴に残さないようにしっかり洗い流す必要がある。
肌の弱い人はSPF値の15程度のものでも、日常生活での日焼け対策は問題ない。
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